「証拠が集まったら、次は何をすればいいの?」「弁護士に相談するタイミングを逃したくない」——調査が終わった後の次のステップについて、あらかじめ知っておきたいという声は多くいただきます。この記事では、探偵の調査結果を受けて、弁護士への相談をいつ・どう進めればよいかを整理します。

結論:証拠が出揃った段階が、相談すべきタイミング

配偶者に事実を突きつける前、証拠が一通り出揃った段階で弁護士に相談することをお勧めします。感情的な勢いで先に対決してしまうと、その後の交渉や手続きが不利になることがあるためです。「いつ」という時期の面でも、「対決前」という順序の面でも、この段階が最も適したタイミングだと考えています。

なぜ「対決する前」の相談が重要なのか

相手に証拠隠滅の機会を与えない

証拠を突きつけずに事前相談するのは、疑っていることを悟らせないためでもあります。先に問い詰めてしまうと、対象者や不貞相手が、その後の話し合いに向けて対応を準備する時間を与えてしまいます。連絡を取り合って口裏を合わせる、やり取りの履歴を削除する、不貞相手が一時的に姿を消す、といったことが起こり得ます。こうした動きが一つでも起きると、新たな証拠を集めにくくなったり、その後の交渉が難しくなったりすることがあります。

話し合いの進め方を、法的な見通しを踏まえて決められる

離婚を求めるのか、関係の継続を前提に話し合うのか、慰謝料請求のみを行うのか——選択肢によって、進め方はまったく変わります。弁護士に相談することで、集めた証拠がどの程度の見通しを持つか、今後どういう手順で進めるべきかを、事前に整理できます。

感情的な対決を避けられる

弁護士を通した書面でのやり取りにすることで、直接顔を合わせての対決を避けられる場合があります。感情的になりやすい局面だからこそ、間に専門家を挟むことで、冷静な手続きに落ち着けることができます。

弁護士に相談する前に準備しておきたいこと

探偵の調査報告書

弁護士への相談では、日時・場所・行動が時系列で整理された報告書があると、法的な見通しを立てやすくなります。報告書にどのような内容が含まれているかは、探偵の調査報告書とは何が書かれているのかで解説しています。

その他の手元にある証拠

レシート、メッセージのやり取り、クレジットカード明細など、探偵の調査以外に集めた情報があれば、あわせて持参・共有すると良いでしょう。証拠の種類ごとの有効性については、浮気の証拠、何がどこまで使える?もご参照ください。

不貞相手についての情報(分かる範囲で構いません)

慰謝料請求を検討する場合、不貞相手の氏名・勤務先・住所などの情報があると、弁護士との相談がスムーズになります。ただし、これらが完全に分かっていなくても相談は可能です。弁護士会照会などの手続きによって、相手の特定を進められる場合もあります。調査の過程で判明した情報があれば、報告書とあわせて共有してください。

弁護士でなければできないこと、探偵ではできないこと

探偵の役割は、事実を調査し記録することです。一方、慰謝料請求の交渉、内容証明の送付、調停・裁判の手続きといった法的な対応は、弁護士の領域になります。この役割分担を理解しておくと、「なぜ調査の後にもう一段階必要なのか」が把握しやすくなります。

不貞行為の法的な位置づけ・慰謝料請求の要件については不貞行為の法律上の定義と慰謝料請求の条件、実際の請求の進め方については夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?もあわせてご確認ください。

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当社での調査実績の目安

具体的なイメージを持っていただくため、当社での調査実績の目安をお伝えします。

  • 平均調査期間:約1ヶ月(実働日数の目安は7日程度)
  • 証拠の確認率:調査を実施したケースの9割以上で、何らかの証拠を確認しています
  • 調査体制:標準は調査員2名。対象者の行動が複雑な場合、稀に3〜4名に増員することもあります
  • 慰謝料の一例:当社が関わった案件では、250万円前後で解決したケースも多くあります

これらはあくまで実績の一例であり、対象者の行動パターンや証拠の内容、案件ごとの事情によって個別に変わります。示談交渉にかかる期間は、相手方の対応や案件の内容によって差が大きく、一概にお伝えすることが難しい部分です。

顧問弁護士・提携弁護士による法的サポート

当社では、顧問弁護士に加えて、複数の提携弁護士とも連携しています。案件の内容や地域性に応じて、適切な弁護士をご紹介できる体制を整えています。調査終了後、そのままスムーズに法的な相談へ移行できる点は、探偵社を選ぶ際の基準の一つにもなります。

探偵と弁護士、どちらに先に相談すべきか

状況によりますが、一般的には先に探偵に相談し、証拠を集めてから弁護士に相談するという順番が多くなります。証拠がない段階で弁護士に相談しても、「まずは証拠を集めましょう」という話になることが多いためです。

こうした事情もあり、調査と法的な手続きをスムーズにつなげられるかどうかは、探偵社選びの段階から意識しておきたいポイントです。探偵選びの際に、弁護士連携の有無を確認しておくことも一つの基準です。詳しくは千葉の探偵の選び方をご覧ください。

よくある質問

Q. 証拠がまだ十分でない段階で、先に弁護士に相談してもいいですか?
可能ですが、証拠が乏しい段階では具体的なアドバイスが限定的になることがあります。まずは探偵に相談し、証拠を整理してからの方がスムーズなことが多いです。

Q. 離婚するかどうか決めていなくても、弁護士に相談していいですか?
はい、問題ありません。方向性が固まっていない段階でも、選択肢を整理するための相談として利用できます。

Q. 弁護士に相談すると、必ず裁判になりますか?
いいえ。話し合いや示談交渉で解決するケースも多く、裁判は選択肢の一つに過ぎません。示談交渉の進め方については不倫の示談交渉は弁護士なしでできる?もご参照ください。

Q. 探偵から弁護士を紹介してもらうことはできますか?
当社では顧問弁護士・提携弁護士への紹介体制を整えています。調査終了後、必要に応じてご案内いたします。

Q. 慰謝料は実際どのくらいもらえるものなのでしょうか?
案件によって幅がありますが、当社が関わった案件では250万円前後で解決したケースも多くあります。金額は不貞行為の期間・態様・双方の状況などによって変わるため、詳細は弁護士にご相談ください。

Q. 弁護士への相談は、調査と同時に進めた方がいいですか?
状況によりますが、証拠が固まってから相談する方が、具体的なアドバイスを受けやすくなります。並行して進めたい場合は、その旨を調査時にご相談ください。

まとめ

探偵の調査で証拠が出揃った後は、配偶者に事実を突きつける前に、まず弁護士へ相談することをお勧めします。証拠隠滅を防ぎ、法的な見通しを踏まえた上で今後の進め方を決められるためです。当社の実績では、調査の平均期間は約1ヶ月・実働7日程度で、9割以上のケースで何らかの証拠を確認しています。探偵と弁護士、それぞれの役割を理解した上で、報告書・手元の証拠・不貞相手についての情報を整理して相談に臨むと、スムーズに次のステップへ進めます。顧問弁護士・提携弁護士への紹介体制も整えていますので、あわせてご相談ください。

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