事例概要
- 依頼者:40代女性(市川市在住)
- 調査対象:依頼者の夫(40代・自営業)
- 調査期間:約3週間・実調査5日間
- 結果:20代女性との不倫を確認・証拠確保・弁護士と連携して慰謝料請求へ
「ゴルフに行くのに、香水をつけていくんです」
相談に来たFさん(40代・女性)は、開口一番そう言いました。
汗をかくスポーツに出かける前に香水をつける理由が、思い当たりませんでした。問い詰めることもできず、しかし疑いを消すこともできないまま数ヶ月が過ぎました。「このままではいられない」と感じてご相談に来られたのは、その違和感を心の中に持ち続けてから半年近くが経った頃でした。
ゴルフへの「向き合い方」が変わっていった
夫は40代の自営業者で、仕事の都合上、平日でも自由に時間を作れる立場にありました。ゴルフ自体はもともとの趣味で、以前から休日に楽しんでいました。それ自体は特に不審なことではありませんでした。
変化が始まったのは、およそ1年前からでした。
ゴルフウェアにこだわりが出てきました。以前はそれほど気にしていなかったブランドやデザインを選ぶようになり、新しいウェアが増えていきました。練習の頻度も上がり、利用するゴルフ場も以前より料金の高い場所が増えてきました。
そして香水です。以前はゴルフに行くとき、特に身だしなみに気を使う様子はありませんでした。それが香水をつけて出かけるようになったとき、Fさんの中で何かが引っかかりました。
「ゴルフに行く人間が、なぜ香水をつけていくのか。答えが思いつかなかった」
夫の浮気のサイン15選でお伝えしたように、身だしなみへの急な関心の高まりは浮気のサインとして現れやすいものです。特に「誰かに見せるためのもの」という感覚が伴う変化は、長く一緒にいるパートナーだからこそ気づける変化です。
自営業という「見えにくさ」
自営業者の日常は、配偶者にはほとんど見えません。
会社員であれば出社・退社という行動パターンがありますが、自営業の場合は「仕事」という名目でいつでも外出できます。「取引先に行ってくる」「打ち合わせがある」「現場を見に行く」——こういった説明は、配偶者が確認する手段がありません。
ゴルフという趣味と組み合わさったとき、さらに発覚しにくくなります。「今日はゴルフ」「来週もコンペがある」という説明に対して、配偶者が「本当にゴルフ?」と疑うことへの心理的なハードルは非常に高いものです。
趣味不倫①でお伝えしたように、ゴルフは「長時間の外出」「高額な出費」「同伴者の曖昧さ」という三つの条件が揃った、浮気の口実として非常に使いやすい趣味です。自営業という立場が加わることで、その発覚しにくさはさらに高まります。
調査の概要
Fさんから得られた情報は以下の通りでした。
- 夫がゴルフに行く曜日・時間帯のパターン
- 夫が使用する車の情報
- 利用するゴルフ場の大まかな方向
自営業であることから平日・休日を問わず行動パターンが読みにくい面がありましたが、Fさんから丁寧に情報を聞き取り、調査の組み立てを行いました。
初回調査
夫は自宅を出た後、ゴルフ場に向かう途中で一度車を停めました。待っていた20代とみられる女性を助手席に乗せ、そのまま2人でゴルフ場に向かいました。女性はゴルフウェアを着用しており、関係は一見「ゴルフ仲間」として成立するように見えました。
しかしゴルフを終えた後、夫は女性をそのまま車に乗せ、ゴルフ場近くのラブホテルへ入りました。チェックイン・滞在・退出の場面を映像で記録しました。「ゴルフ仲間」という関係が、ゴルフ後にホテルへ直行するという実態を持っていたことが明らかになりました。
2回目の調査
同じパターンが繰り返されました。女性を助手席に乗せてゴルフ場へ向かい、ラウンド後にそのままホテルへ。前回と同じ女性との接触が記録されました。
3回目の調査
ゴルフ場には向かわず、平日の昼間に女性と合流する場面を確認しました。カフェで過ごした後、市内のホテルへ入場しました。「ゴルフ」という名目がない日にも接触していたことが記録されました。
4回目・5回目の調査
同様のパターンが確認されました。複数回の記録が取れたことで、継続的な関係であることが裏付けられました。相手の女性の外見・服装・移動状況も記録し、身元の手がかりとなる情報を確保しました。
調査期間は約3週間、実調査は5日間でした。
「やっぱり、そうだったんだ」
調査結果をご報告した際、Fさんはしばらく言葉が出ませんでした。
「やっぱり、そうだったんだ」
確信があったわけではなく、むしろ「違っていてほしかった」という気持ちも大きかったとおっしゃっていました。香水への違和感、ウェアへのこだわり、料金の高いゴルフ場——それらがすべてつながった瞬間でもありました。
夫に証拠の存在を告げると、しばらく黙った後に認めました。「ゴルフ仲間で、そういう関係になってしまった」という言葉が出てきました。
「ゴルフ仲間、って言葉でごまかされてきたのがわかって、余計に腹が立った」
Fさんはそう言いました。
証拠を持った状態で弁護士に相談することの意味
調査報告書を受け取ったFさんは、まず弁護士に相談されました。
「証拠を持った状態で相談できるのと、何もない状態で相談するのとでは、全然違うと感じた」
証拠がない状態での弁護士相談は、「もし浮気が事実だったとしたら」という仮定の話になります。しかし調査報告書という具体的な証拠がある状態での相談は、「この証拠をもとにどう動くか」という実務的な話になります。選択肢の幅が大きく違うのです。
離婚するかどうか、慰謝料をどう請求するか——Fさんはこれらを弁護士と相談しながら進めていかれる予定です。探偵の調査報告書は本当に裁判で使える?でお伝えしたように、合法的に収集された調査報告書は慰謝料請求・離婚調停においても重要な証拠として機能します。慰謝料請求については夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?もあわせてご参照ください。
ゴルフを口実にした浮気に出やすいサイン
ゴルフ前の身だしなみに変化が出たとき
香水をつけていく、ウェアにこだわるようになった、出かける前に鏡をよく見るようになった——汗をかくスポーツに出かける前の身だしなみの変化は、「誰かに見せるため」という意識の表れである可能性があります。
ゴルフの頻度・場所が変わったとき
月1回程度だったのに毎週末になった、利用するゴルフ場が以前より高級になった、新しいゴルフ場の名前が出るようになった——こうした変化が重なるとき、その変化の背景を確認する価値があります。
同伴者の説明が曖昧になったとき
以前は「〇〇さんと行った」と具体的な名前が出ていたのに、「ゴルフ仲間と」という曖昧な説明だけになってきたとき。具体的な名前を聞くと話題を変えようとする場合は要注意です。
帰宅時間と行動の説明が合わないとき
ゴルフ場の営業時間・距離から計算して、明らかに帰宅が遅すぎる。あるいはゴルフをしてきたはずなのに日焼けしていない、疲れた様子がない——こうした矛盾が繰り返されるとき、実態の確認が必要です。浮気かもしれない……そう思ったとき最初に確認すべき10のこともあわせてご参照ください。
よくあるご質問
Q. ゴルフに行っているかどうかを確認するだけでも依頼できますか?
A. できます。「本当にゴルフに行っているのか確認したい」というご依頼も多くいただいています。ご主人の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
Q. 自営業の夫の行動パターンが読みにくいのですが、調査できますか?
A. 対応しています。自営業者の場合、行動パターンが不規則になりがちですが、事前に情報を丁寧に聞き取ることで調査の組み立てができます。まずはご相談ください。
Q. ゴルフ仲間という関係でも、不倫として慰謝料請求できますか?
A. できます。「ゴルフ仲間」という関係であっても、不貞行為が立証できれば慰謝料請求の対象になります。不貞行為の法律上の定義と慰謝料請求の条件もあわせてご参照ください。
Q. 証拠を確保してから弁護士に相談するのと、先に弁護士に相談するのとどちらがいいですか?
A. 証拠を確保した状態での弁護士相談をお勧めします。証拠がある状態とない状態では、弁護士が提案できる選択肢の幅が大きく違います。探偵と弁護士を連携させる形での対応が最も確実です。
Q. 確証がない段階でも相談できますか?
A. はい、確証がない段階でのご相談が最も多くなっています。「香水の匂いが気になる」「ゴルフウェアへのこだわりが変わった」という段階からお気軽にご相談ください。
まとめ
今回の事例は、市川市在住の40代夫婦のケースです。自営業の夫がゴルフを口実に20代女性と継続的に会っていたことを、約3週間・実調査5日間で記録しました。「ゴルフに香水をつけていく」という小さな違和感が調査のきっかけとなり、ゴルフ後にホテルへ直行するという実態が複数日にわたって記録されました。
印象的だったのは、Fさんが「香水」という小さな違和感を、ずっと心の中に持ち続けていたことです。ゴルフという趣味は、パートナーの行動を問いにくくさせる効果があります。疑いを持ちながらも問い詰めることができず、確認する方法もわからないまま時間が過ぎていく——そうした状況で一人で抱え込んでいる方は少なくありません。
「まだ確信が持てない」「証拠があるわけじゃないけれど」という段階でも、まずご相談ください。当社は創業30年・相談実績3万件以上の実績で、確実な証拠の収集をサポートします。
