事例概要

  • 依頼者:40代女性(浦安市在住)
  • 調査対象:依頼者の夫(40代・会社員)
  • 調査期間:約3週間・実調査5日間
  • 結果:20歳前後の大学生とのパパ活を確認・証拠確保・慰謝料請求

「タクシーで帰ってきた方が、ビジネスホテルより安いですよね」

相談に来たMさん(40代・女性)は、開口一番そう言いました。怒りというより、呆れた、という顔でした。

「そこが一番おかしいと思って。酔ったから泊まったって言うけど、タクシーで帰った方が絶対安い距離なんです。計算が合わなくて」

「計算が合わない」という違和感

夫は40代の会社員です。仕事の付き合いで飲む機会が多く、外食・会食は以前からありました。Mさんはそれを「仕事上仕方のないこと」として受け入れてきました。

変化が出始めたのは半年ほど前からでした。

月に1〜2回だった外泊が、月に3〜4回に増えていきました。「今日は飲んでいるから泊まってくる」という連絡が、特定の曜日に集中するようになりました。翌朝帰宅する夫の様子は、二日酔いとは程遠いものでした。

「お酒をたくさん飲んだ翌朝って、もっとしんどそうにしているはずなんです。でも全然そんな様子がなくて」

Mさんが最初に「おかしい」と思ったのは、ある夜の外泊でした。夫が泊まったと言ったビジネスホテルと自宅の距離を調べると、タクシーなら3,000円程度で帰れる距離でした。ビジネスホテルは安くても7,000〜8,000円はします。

「酔っていたとしても、タクシーで帰った方が安い。それなのに毎回ホテルに泊まるって、何かおかしい」

夫に確認すると「そのときは終電も終わっていて、タクシーを使う気になれなかった」という答えが返ってきました。説明自体は成立するものでしたが、Mさんには腑に落ちませんでした。

「話せば話すほど、辻褄は合っているんだけど、なんか変で。それが余計に気持ち悪くて」

スマートフォンに表示されたアプリ

Mさんが調査を決めたのは、夫のスマートフォンの画面をたまたま見たことがきっかけでした。

充電中のスマートフォンに、見慣れないアプリのアイコンが表示されていました。若い女性と男性のシルエットのようなデザインで、Mさんには見覚えのないアプリでした。後で検索すると、いわゆる「パパ活アプリ」として知られているものでした。

「そのとき初めて、パパ活という言葉が頭に浮かんだんです。まさかうちの夫が、という気持ちと、だとしたらすべての辻褄が合う、という気持ちが同時に来て」

ホテルに泊まっていた理由、特定の曜日に外泊が集中する理由、翌朝の様子が二日酔いらしくない理由——すべてが「パパ活」という言葉でつながった瞬間でした。

「問い詰めようとしたんですが、証拠もないし、アプリが入っているだけでは何も言えないと思って。それでご相談に来ました」

調査の概要

Mさんから得られた情報は以下の通りでした。

  • 夫が外泊する傾向が高い曜日・時間帯
  • 夫が使用する交通手段(電車)
  • 夫のスマートフォンにパパ活アプリが入っていること
  • 外泊時の帰宅時間のパターン

夫が「今日は遅くなる」という連絡を入れた夜に合わせて調査を開始しました。

1日目の調査

夫は退社後、都内の高級焼肉店に入りました。待ち合わせをしていたのは、20歳前後と思われる若い女性でした。大きめのトートバッグを持ち、大学生と思われる雰囲気でした。2人は約2時間、食事をしました。店を出た後、夫がタクシーを呼び、2人で乗り込みました。向かった先は都内の高級ホテルでした。チェックイン・滞在・翌朝の退出を映像で記録しました。

2日目の調査

同じパターンが繰り返されました。退社後に都内の高級鉄板焼き店で同じ女性と食事をし、その後タクシーで移動して別の高級ホテルへ。前回と同じ女性であることが確認されました。

3日目の調査

夫が昼間に現金をATMで引き出す場面を確認しました。引き出した金額は数万円単位でした。その夜、再び同じ女性と食事をし、ホテルへ入場しました。

4日目・5日目の調査

同様のパターンが確認されました。高級飲食店での食事・高級ホテルへの宿泊という流れが、複数日にわたって記録されました。

調査期間は約3週間、実調査5日間でした。

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「ビジネスホテルじゃなかった」

調査結果をご報告したとき、Mさんがまず反応したのは宿泊先でした。

「ビジネスホテルって言っていたのに、全然違うじゃないですか。しかも毎回違う高級ホテルで」

Mさんが計算していたのは「ビジネスホテル代」でした。しかし実際に夫が利用していたのは、1泊数万円はくだらない都内の高級ホテルでした。

「嘘の上塗りをしていたんですね。ビジネスホテルって言えば安く見せられると思ったんでしょうけど、そのビジネスホテル代でさえタクシーより高いと気づいていたのに」

食事をした店についての説明も、Mさんには初めて見えてきました。

「外食が多い人だったので、カードの明細をそこまで細かく見ていなかったんです。でも調査結果を聞いてから明細を見直したら、月に数回、高額の飲食店の支払いがあって。それが全部そういうことだったんだと思うと」

「パパ活」と不貞行為

夫に証拠を突きつけると、しばらく沈黙した後に認めました。パパ活アプリで知り合った大学生と、半年ほど前から会い続けていたことを。食事代・ホテル代・小遣いという形で毎回数万円を渡していたことも。

「お金を渡しているだけだから不倫とは違うと思っていた、と言ったんです。そこが一番腹が立ちました」

旦那(夫)がパパ活アプリでパパ活していた——妻は慰謝料請求できるか?でお伝えしたように、性的関係を伴うパパ活は法律上の不貞行為として慰謝料請求の対象になります。「お金を渡していただけ」「業者だから」という認識は、法的には通りません。

弁護士との相談で、夫への慰謝料請求・財産的損害(飲食代・ホテル代・渡していた現金)への対応・離婚の方針について整理しました。

相手の大学生への慰謝料請求については、「既婚者と知っていたかどうか」という点を含めて弁護士と検討しました。パパ活アプリのやりとりの中で、夫が既婚者であることに触れていた形跡があったため、請求の方針を取ることになりました。

「計算が合わない」という感覚を大切に

今回の事例で印象的だったのは、Mさんが最初に感じた「計算が合わない」という違和感でした。

感情的な疑いではなく、数字の矛盾という客観的な観察が、調査のきっかけになりました。「タクシーより高いビジネスホテルに毎回泊まる理由がない」という冷静な分析が、「おかしい」という確信につながっていた。

パパ活は「ビジネスホテル代」では説明がつかない出費を生みます。家計の収支・カードの明細・現金の引き出し——こういった数字の変化が、最初のサインとして現れることがあります。

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こういう変化が重なったとき

外泊の頻度が増えたとき

以前は月に1〜2回だったのに、月に3〜4回になった。特定の曜日に集中するようになった——外泊のパターンが変化したとき、その「泊まった場所」と「理由」を確認する価値があります。

外泊の言い訳が「計算が合わない」とき

「酔ったからホテルに泊まった」という説明が、地理的・費用的に不自然なとき。「そのくらいの距離ならタクシーで帰れる」「その時間なら終電はまだある」という矛盾が生まれるとき、その説明の実態を確認することが重要です。

カードの明細・通帳に説明のつかない支出があるとき

高額の飲食店・ホテル・現金の引き出し——普段と異なる支出のパターンが現れたとき。経理担当の妻が領収書で夫の不倫を見抜いた事例でお伝えしたように、数字の変化は客観的な証拠として機能することがあります。

スマートフォンに見慣れないアプリがあるとき

パパ活アプリ・マッチングアプリ・出会い系アプリ——こういったアプリの存在は、浮気・パパ活の重要なサインです。ただしアプリの存在だけでは証拠になりません。浮気かもしれない……そう思ったとき最初に確認すべき10のこともあわせてご参照ください。

よくあるご質問

Q. 夫のスマートフォンにパパ活アプリが入っていました。それだけで相談できますか?

A. はい、その段階からのご相談が最も多いです。アプリが入っているだけでは証拠になりませんが、調査によって実態を確認することができます。ご主人の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。

Q. 夫のパパ活相手(大学生)にも慰謝料請求できますか?

A. 既婚者と知った上でのパパ活であれば、請求できます。詳しくはパパ活女子に慰謝料請求できるかをあわせてご参照ください。

Q. パパ活に使っていたお金は取り返せますか?

A. 夫婦の共有財産から支出していた場合、離婚時の財産分与において考慮される可能性があります。また財産的損害として慰謝料の算定に影響することもあります。弁護士への相談をお勧めします。当社では顧問弁護士への無料紹介も行っております。

Q. 外泊の言い訳が「計算が合わない」と感じています。調査できますか?

A. はい、対応しております。外泊時の実際の行動を確認する調査は、通常の行動調査と同様に実施できます。まずご相談ください。

Q. 証拠がない状態で夫を問い詰めていいですか?

A. お勧めしません。証拠がない状態での問い詰めは、相手に証拠隠滅の機会を与えます。まず探偵への調査依頼で証拠を確保した上で、弁護士を通じて対応することをお勧めします。

まとめ

今回の事例は、浦安市在住の40代夫婦のケースです。外泊のたびに「酔ったからホテルに泊まった」という説明を繰り返していた夫が、実際にはパパ活アプリで知り合った20歳前後の大学生と高級飲食店・高級ホテルで会い続けていたことを、約3週間・実調査5日間で記録しました。

「タクシーで帰ってきた方が安いはずなのに」——Mさんの最初の違和感は、数字の矛盾という客観的な観察でした。その感覚は正しいものでした。

外泊が増えた、言い訳が計算に合わない、カードの明細に説明のつかない支出がある——そういった変化が重なるようであれば、一人で抱え込まずにまずご相談ください。当社は創業30年・相談実績3万件以上の実績で、確実な証拠の収集をサポートします。

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