事例概要

  • 依頼者:30代前半男性(成田市在住)
  • 調査対象:依頼者の妻(20代・看護師)
  • 調査期間:約3週間・実調査7日間
  • 結果:勤務先の医師との不倫を確認・証拠確保・慰謝料請求

「夜勤明けって、普通はまっすぐ帰ってきますよね」

相談に来たHさん(30代前半・男性)は、開口一番そう言いました。

「夜通し働いて、疲れているはずなのに。なぜか帰りが遅い日がある。それがどうしても気になって」

「疲れているはずなのに」

妻は地域の病院に勤める看護師です。夜勤もある仕事で、不規則な勤務スケジュールが続いていました。Hさんはその大変さを理解していたつもりでした。

「看護師って本当に激務じゃないですか。夜勤明けはぐったりして帰ってくるのが普通だと思っていたんです」

それが変わったのは、半年ほど前からでした。

夜勤明けの日、妻が直帰しないことが出てきました。「同僚とご飯を食べてから帰る」「ちょっと寄り道してくる」という連絡が入り、帰宅が2〜3時間遅くなる日が月に何度かありました。

「夜通し働いた後に、そんなに元気があるものかな、と思って。でも看護師仲間との付き合いもあるんだろうと思って、最初は気にしないようにしていました」

決定的な違和感は、妻の帰宅後の様子でした。「疲れた」と言いながら帰ってくる日と、夜勤明けなのにどこか明るい表情で帰ってくる日があった。その差が、Hさんには気になっていました。

「帰りが遅かった日の方が、なんか元気なんですよね。それが一番おかしいと思って」

スマートフォンの扱いも変わっていました。以前は充電器に挿したまま放置していたのに、常に手元に置くようになりました。着信があると別室に移動する。「病院からの連絡が多いから」と言われれば否定できませんでしたが、その頻度と様子は業務連絡の範囲を超えていました。

調査の概要

Hさんから得られた情報は以下の通りでした。

  • 妻の勤務先病院の場所・夜勤明けの退院時間帯の目安
  • 帰りが遅くなる日のパターン
  • 妻が使用する車の情報(成田市内は基本的に車移動)
  • 最近スマートフォンの扱いが変わったこと

夜勤明けの日に合わせて調査を開始しました。

1日目の調査

妻は病院を出た後、直帰せずに車で移動しました。向かった先は病院近くのカフェでした。待ち合わせていたのは、40代と思われる男性でした。白衣ではなく私服でしたが、後の調査で同じ病院に勤務する医師であることが確認されました。カフェで約1時間過ごした後、2人で男性の車に乗り込み、成田市内のホテルへ入場しました。チェックイン・滞在・退出の場面を映像で記録しました。妻が帰宅したのは夕方でした。

2日目の調査

同じパターンが繰り返されました。夜勤明けに病院を出た妻が、同じ男性と合流。今回はカフェを経由せず、直接ホテルへ向かいました。前回と同じ医師であることが確認されました。

3日目の調査

休日の調査を実施しました。妻は「友達と会う」と言って車で外出しました。向かった先は、成田市内のショッピングモール近くの駐車場でした。そこで待っていたのは同じ医師でした。その後、医師の車に乗り換えて移動し、別のホテルへ入場しました。「友達と会う」という説明と実態の乖離が記録されました。

4日目の調査

夜勤明けの行動を再び確認しました。病院を出た妻が直接医師の自宅マンションへ向かい、数時間後に退出しました。ホテルだけでなく、医師の自宅での密会も確認されました。

5日目・6日目・7日目の調査

同様のパターンが繰り返されました。夜勤明けの密会・休日の外出・医師の自宅訪問という複数の接触パターンが記録され、継続的かつ日常的な関係であることが明らかになりました。

調査期間は約3週間、実調査7日間でした。

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「夜勤明けに会っていたんですね」

調査結果を報告したとき、Hさんはしばらく映像を見つめたまま、何も言いませんでした。

「医師か」

小さくつぶやきました。

「そうか、そういうことか」

夜勤明けの日に帰りが遅かった理由、スマートフォンを手放さなくなった理由、帰宅後に明るい表情をしていた日があった理由——すべてがつながった瞬間でした。

妻に証拠を突きつけると、しばらく沈黙した後に認めました。同じ病院に勤務する医師と、半年ほど前から関係を持っていたことを。

「どうして」というHさんの問いに、妻は「一緒にいると安心できた」と言いました。

「安心できた、か」

Hさんはそれ以上聞きませんでした。

看護師と医師の不倫が生まれやすい構造

今回のケースで特徴的だったのは、不倫相手が同じ職場の医師だったという点です。

看護師と医師の関係には、他の職場関係では生まれにくい特殊な構造があります。生死に関わる現場での緊張感の共有、医師という「頼れる存在」への信頼と感謝、夜勤という長時間の密な接触——こういった要素が重なることで、感情的なつながりが生まれやすいものです。

file-03でもお伝えしたように、看護師と医師の不倫は「夜勤明け」という時間帯が転換点になることが多いものです。夜通し働いた後の解放感・疲労感の中で、同じ現場を共にした相手への感情が高まりやすいという特殊性があります。

また成田市という地域的な特性も関係しています。車移動が基本の地域では、2人で車に乗るという行動が自然な流れとして成立します。「送ってもらった」「一緒に買い物に行った」という説明が通りやすく、発覚しにくい構造があります。

慰謝料請求の進め方

調査報告書を受け取ったHさんは、弁護士へ相談しました。

複数日にわたる密会の記録・休日の「友達と会う」という虚偽の説明・ホテルおよび医師自宅への入退場記録が揃っていたことで、妻も医師も否定することができませんでした。

医師への慰謝料請求については、同じ病院に勤務する立場として妻が既婚者であることを知っていた事実が認定され、請求が成立しました。

「離婚するかどうかは、まだ考えている」とHさんは言いました。「ただ、まず相手にちゃんと責任を取ってもらうことが先でした」

慰謝料は妻と医師の双方から受け取りました。

夜勤明けの「直帰しない」に気づいた方へ

看護師・医療従事者の配偶者を持つ方からのご相談で最も多いのが、「夜勤明けの行動がおかしい」という違和感です。

夜通し働いた後に直帰しない、疲れているはずなのに外出する、夜勤明けの日だけスマートフォンの通知が多い——こういった変化は、見逃されやすいサインのひとつです。

「激務だから仕方ない」「看護師の仕事は特殊だから」という理解が、疑いを持つことへの心理的なハードルを上げてしまうことがあります。奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。

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こういう変化が重なったとき

夜勤明けの帰宅が遅くなるパターンが続くとき

夜通し働いた後に直帰せず、2〜3時間遅れて帰ってくる日が定期的にある。「同僚とご飯を食べた」「寄り道した」という説明が繰り返されるとき、その「寄り道」の実態を確認する価値があります。

夜勤明けの日の様子が「疲れているはず」と合わないとき

夜通し勤務した日なのに、帰宅後に明るい表情をしている、疲れた様子がない——長く一緒にいるからこそ気づける違和感です。妻の浮気のサイン15選もあわせてご参照ください。

「病院からの連絡」という名目のスマートフォン管理が変わったとき

着信があると別室に移動する、スマートフォンを常に手元に置くようになった、深夜に通知が来るようになった——「病院からの連絡が多い」という説明が通りやすいからこそ、変化の意味を考える必要があります。

よくあるご質問

Q. 妻が看護師で夜勤があり行動が読みにくいのですが、調査できますか?

A. はい、対応しております。夜勤明けの行動確認を含む調査は、通常の行動調査と同様に実施できます。勤務スケジュールが不規則な場合も、事前に情報を丁寧に聞き取ることで調査の組み立てができます。奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。

Q. 不倫相手が同じ職場の医師です。慰謝料請求できますか?

A. はい、できます。同じ職場に勤務する立場として配偶者が既婚者であることを知っていた場合、慰謝料請求が認められます。夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?をあわせてご参照ください。

Q. 成田市など車移動が中心の地域でも調査できますか?

A. はい、対応しております。車での移動を前提とした調査も通常通り実施できます。千葉県内全域に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

Q. 夜勤明けの短い時間帯でも調査できますか?

A. 可能です。夜勤明けの退院から帰宅までの行動確認は、時間帯が限られていても調査として成立します。まずご相談いただき、状況に応じた調査プランをご提案します。

Q. 証拠を確保してから離婚するかどうかを決めてもいいですか?

A. はい、その順番をお勧めします。まず証拠を確保した上で、離婚するかどうかを決める方は多くいらっしゃいます。証拠があることで、どちらの選択をしても有利な立場に立てます。

まとめ

成田市在住の20代妻・30代前半夫婦のケースです。夜勤明けに直帰しない行動への違和感が発覚のきっかけとなり、約3週間・実調査7日間で勤務先の医師との継続的な不倫関係を証拠化しました。妻・医師の双方への慰謝料請求が成立した事例です。

担当調査員より

「夜勤明けなのに疲れた様子がない日がある」というHさんの言葉が、今でも印象に残っています。

長年連れ添ったパートナーの「普通」を一番よく知っているのは、やはり配偶者だと思います。「こんなに疲れているはずなのに」「こういうときはこういう顔をするはずなのに」——その「はず」からのわずかなズレに気づけるのは、毎日一緒にいるからこそです。

看護師という仕事は、外から見えにくい部分が多いです。夜勤・残業・急な呼び出し——配偶者が「仕方ない」と思いやすい環境が整っています。その「仕方ない」という気持ちが、サインを見逃させてしまうことがあります。

今回の調査で感じたのは、Hさんの違和感は最初から正しかったということです。「考えすぎかな」と何度も思いながらも、それでもご相談に来てくださった。その判断は間違っていなかった。そういう瞬間に立ち会えることが、この仕事のやりがいだと思っています。

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