事例概要
- 依頼者:20代男性(木更津市在住)
- 調査対象:依頼者の妻(30代)
- 調査期間:約2週間・実調査4日間
- 結果:平日昼間の継続的な不倫関係を確認・証拠確保・慰謝料請求
「走行距離がおかしいんです。妻は専業主婦で、近所の買い物にしか行かないはずなのに」
相談に来たKさん(20代・男性)は、そう切り出しました。
「先月、車のオイル交換に行ったとき、走行距離を確認したら、前回の交換から思っていたより全然走っていて。近所の買い物だけでこんなに走るか?と思って」
「走行距離が合わない」という違和感
Kさんの妻は専業主婦で、日中は自宅にいることが多いはずでした。近所のスーパー・ドラッグストアへの買い物が主な外出で、遠出をするような話は聞いていませんでした。
「でも走行距離を計算すると、月に何百キロも走っている。近所の買い物だけじゃ、絶対に説明がつかない距離です」
妻に「最近どこか遠くに行っていた?」と聞くと、「友達のところに行ったり、ちょっと遠くまで買い物に行ったりしている」という曖昧な答えが返ってきました。
「その割には、お土産ひとつ買ってきたこともないし、どこに行ったかも具体的に言わない。友達の名前も出てこない」
走行距離という「数字の違和感」が、Kさんの疑いの発端でした。車のBluetooth履歴から浮気は分かる?でお伝えしたように、車に残るデジタル・アナログの痕跡は、行動の実態を示す重要な手がかりになります。カーナビの目的地履歴も確認してみると、繰り返し同じ方面への経路が記録されていました。
「東金のあたりが何度も出てくるんです。でも妻に東金に知り合いがいるとは聞いたことがない」
その発見が、調査依頼のきっかけになりました。
調査の概要
Kさんから得られた情報は以下の通りでした。
- 妻の車種・ナンバー
- カーナビの目的地履歴に繰り返し出てくる東金市方面
- 走行距離から推定される外出頻度・距離
- 妻の外出が平日の昼間が多いこと
平日の昼間という時間帯・東金市方面という方向性を手がかりに、調査を開始しました。
1日目の調査
平日の午前中、自宅を出た妻の車を確認しました。妻は木更津東インターから館山自動車道・圏央道に乗り、東金市方面へと向かいました。高速を使って約40〜50分の距離です。
到着したのは、東金市内にある自動車修理工場でした。妻は工場の近くに車を停め、助手席から手提げバッグを取り出しました。バッグの中には弁当箱が入っているようでした。
しばらくすると、作業着姿の男性が工場から出てきました。2人は工場の駐車場で言葉を交わした後、男性が妻の車の助手席に乗り込みました。
2人を乗せた妻の車は、工場から数分の距離にある公園の駐車場へと向かいました。人気の少ない公園の奥の駐車スペースに車を停め、そのまま車内に留まりました。
車内での行為を示す映像を記録しました。昼休みが終わる時間に合わせて、男性が工場に戻る場面まで記録しました。
2日目の調査
同じパターンが繰り返されました。妻は自宅を出て高速に乗り、同じ工場へ向かいました。手提げバッグ——弁当——を持参して、男性の昼休みに合わせて訪問する流れは前回と全く同じでした。
同じ公園の駐車場で、同じ行為が繰り返されました。前回と同一の男性であることが確認されました。
3日目の調査
男性の身元確認を行いました。工場の従業員であること、既婚者であることが確認されました。
4日目の調査
3回目の同様のパターンを記録しました。複数回にわたる継続的な関係であることが証明されました。
調査期間は約2週間、実調査4日間でした。
「弁当を作って、昼休みに合わせて」
調査結果を報告したとき、Kさんはしばらく無言でした。
「高速を使って東金まで……毎回弁当を作って……」
弁当という言葉が、Kさんの胸に刺さっているようでした。
「自分には弁当を作ってくれたことなんて、ほとんどないのに」
妻が男性の昼休みに合わせて高速を飛ばし、手作りの弁当を持参して会いに行く。公園の駐車場で2人で弁当を食べ、そのまま車の中で——この事実の一つひとつが、Kさんに重くのしかかりました。
「走行距離が合わないと思って調べてみたら、まさかこんなことになっているとは」
妻に証拠を突きつけると、最初は否定しましたが、複数回にわたる映像記録を示すと認めました。自動車修理工場で働く男性と、数ヶ月前から関係が始まっていたことを。
「どこで知り合ったんだ」とKさんが聞くと、「車の修理に行ったとき」という答えが返ってきました。
「走行距離の違和感」が手がかりになること
今回の事例で印象的だったのは、発覚のきっかけが「走行距離が合わない」という非常に地味な違和感だったという点です。
スマートフォンの変化・帰宅時間の変化・態度の変化——浮気のサインとしてよく挙げられるものとは全く異なる、「数字の違和感」が発端でした。
専業主婦・近所の買い物だけのはずなのに、走行距離が説明のつかない数値になっている——この「数字と説明の矛盾」は、Suica・交通系ICカードの履歴で浮気は分かる?でお伝えした「移動記録と説明の矛盾」と同じ構造です。
車を共有している・車のメンテナンスを管理している配偶者だからこそ気づける違和感です。「最近、走行距離が妙に伸びている気がする」という感覚は、重要なサインになることがあります。
また今回のケースでは、カーナビの目的地履歴に繰り返し同じ方面が記録されていたことも、調査の絞り込みに大きく役立ちました。Googleマップのタイムライン・カーナビ履歴で浮気は分かる?でお伝えしたように、カーナビの履歴は行動の実態を示す重要な手がかりになります。
慰謝料請求の進め方
調査報告書を受け取ったKさんは、弁護士へ相談しました。
複数回にわたる車内での行為の記録・同じパターンの繰り返しが映像として揃っていたことで、妻も相手の男性も否定することができませんでした。
相手の男性が既婚者であり、Kさんの妻も既婚者であることを知った上での関係だったことから、双方への慰謝料請求が認められました。
「妻とはどうするかまだ決めていません」とKさんは言いました。「でもまず証拠を持っておきたかった。走行距離が気になってから、ずっとモヤモヤしていたので」
こういう変化が重なったとき
車の使い方の変化
- 走行距離が説明のつかない数値になっている
- ガソリンの減りが以前より早くなった
- カーナビの目的地履歴に見覚えのない場所が繰り返し出てくる
- 帰宅後に車内を片付けるようになった
行動・態度の変化
- 「近所の買い物」のはずなのに、帰りが遅い日がある
- どこに行ったかを具体的に話さなくなった
- 外出前に身だしなみを丁寧に整えるようになった
全体的な変化
- 平日の昼間の外出が増えた
- 「ちょっと出かけてくる」という説明が増えた
- スマートフォンの扱いが変わった
気になる変化が重なるようであれば、浮気度チェックで一度確認してみてください。また奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 走行距離が合わないだけで相談できますか?
A. はい、その段階からのご相談が最も多いです。「数字の違和感」は重要な手がかりになります。今回のケースのように、走行距離という小さな違和感が決定的な調査につながることがあります。奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
Q. カーナビの目的地履歴を調査に活用できますか?
A. はい、重要な手がかりになります。繰り返し出てくる目的地がある場合、調査の絞り込みに大きく役立ちます。事前にご共有いただければ、調査の精度が上がります。
Q. 相手が既婚者だった場合、慰謝料請求できますか?
A. はい、できます。今回のケースのように、双方が既婚者であっても、互いの配偶者への慰謝料請求が認められます。夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?もあわせてご参照ください。
Q. 平日の昼間の行動を調査できますか?
A. はい、対応しております。平日昼間という時間帯の調査も、通常の行動調査と同様に実施できます。まずご相談ください。
まとめ
木更津市在住の20代男性からの依頼です。妻の車の走行距離が説明のつかない数値になっているという違和感が発覚のきっかけとなり、約2週間・実調査4日間で平日昼間の継続的な不倫関係を証拠化しました。妻が手作りの弁当を持参し、高速を使って東金市まで通い、自動車修理工場で働く男性の昼休みに合わせて密会していたという事例です。
担当調査員より
「走行距離が合わない」——この相談を聞いたとき、これは動けると思いました。
走行距離という「数字」は嘘をつきません。専業主婦が近所の買い物だけで、説明のつかない距離を走ることはできない。その「数字と説明の矛盾」が、今回の調査を導いてくれました。
印象に残っているのは「弁当」という事実です。相手の男性の昼休みに合わせて、わざわざ高速を飛ばして会いに行く。その手には手作りの弁当がある——この事実の重さは、報告書を作成しながら改めて感じました。
Kさんが「自分には弁当を作ってくれたことがないのに」とおっしゃっていた言葉は、忘れられません。
走行距離・カーナビの履歴・ガソリンの減り——車という空間は、思っている以上に多くの情報を残しています。「何かがおかしい」という感覚を持ったとき、まずご相談ください。
