事例概要
- 依頼者:40代男性(茨城県神栖市在住)
- 調査対象:依頼者の妻(40代・パート勤務)
- 調査期間:約3週間・実調査6日間
- 結果:前の職場の社長との継続的な不倫関係を確認・証拠確保・慰謝料請求
「パートは18時には終わるはずなんです。でも最近、20時近くになることがある」
相談に来たNさん(40代・男性)は、そう話し始めました。
調査の結果、妻が会っていた相手は現在の職場の人ではありませんでした。
1年以上前に退職した会社の社長だったのです。
「帰宅時間の2時間のずれ」という違和感
Nさんの妻は1年前から近所でパートとして働き始めていました。18時には仕事が終わるという話だったため、夕食の準備も含めて、それが日常のリズムになっていました。
「最初の頃はちゃんと18時過ぎには帰ってきていたんです。でも最近、月に何度か20時近くになることがある」
2時間という時間のずれは、「残業があった」という説明で処理できなくはない。しかし近所のパート先での2時間の残業という説明に、Nさんは違和感を感じていました。
「パート先に確認しようかとも思ったんですが、妻に知られると気まずくなる。でもそのままにしておくのも……」
さらにNさんが気になっていたことがありました。妻が1年前にパートを始める前、別の会社で働いていた時期があったのですが、その頃から帰りが遅くなることがあったといいます。
「今のパートを始める前の職場のことは、あまり詳しく話さなかった。辞めた理由も曖昧で。でもその頃から何か変わった気がしていたんです」
調査の概要
Nさんから得られた情報は以下の通りでした。
- 妻の現在のパート先・勤務時間帯
- 帰宅が遅くなる日のパターン(不定期だが月に数回)
- 以前の職場についての断片的な情報
- 妻の車種・ナンバー
帰宅が遅くなる日のパターンと、妻の行動の変化を手がかりに調査を開始しました。
1日目・2日目の調査
パート先からの退社を確認しました。この2日間は定時に近い時間に退社し、そのまま帰宅しました。浮気相手との接触は確認されませんでした。
3日目の調査
妻がパートの休みの日を確認しました。午前中、妻が車で自宅を出発しました。茨城県内を移動した後、千葉県方面へ向かいました。
待ち合わせ場所で合流したのは、50代と思われる男性でした。2人は男性の車に乗り換え、成田市方面へと向かいました。
成田市内のファミリーレストランで食事をした後、2人は近くのラブホテルに入場しました。チェックイン・長時間の滞在・退出の場面を映像で記録しました。
4日目の調査
男性の身元確認を行いました。妻が以前勤めていた会社の社長であることが確認されました。社員が2名ほどの小規模な会社で、社長自身の行動の自由度が高い状況であることも確認されました。また男性が既婚者であることも確認されました。
5日目・6日目の調査
同じパターンが繰り返されました。妻の休日に合わせて合流し、成田市のファミリーレストランで食事をした後、同じラブホテルへ——このパターンが計3回記録されました。毎回ラブホテルへの滞在時間は長時間に及びました。
調査期間は約3週間、実調査6日間でした。
「前の職場の社長と、成田まで行って」
調査結果を報告したとき、Nさんはしばらく黙って映像を確認していました。
「前の職場の社長か……」
Nさんが口にしたのはそれだけでした。
「妻が前の職場を辞めたのも、このことと関係があるんですかね」
「成田まで行っているのは、周りの目が気になるからですか」と聞くと、「おそらくそうだと思います」とお伝えしました。神栖市から成田市は車で1時間以上かかります。自宅近くでは知人に見られるリスクがある。相手も既婚者であるため、2人とも目立たない場所を選んでいたと考えられます。
夫に証拠を突きつけると、最初は「ただの知り合い」と言いました。しかし3回分のラブホテルへの入退場記録を示すと、否定することができなくなりました。前の職場を辞めた後も関係が続いていたことを、妻は認めました。
「いつから?」とNさんが聞くと、「前の職場にいた頃から」という答えが返ってきました。
「前の職場の人間関係」が続いていた
今回の事例で特徴的だったのは、現在の職場ではなく「前の職場」の人間関係が不倫につながっていたという点です。
職場不倫でお伝えしたように、職場という閉じた環境での継続的な接触は、感情的なつながりを育てやすいものです。しかし今回のケースは、職場を辞めた後も関係が続いていたという特殊なパターンでした。
「職場を辞めれば関係が終わる」とは限りません。むしろ職場という制約がなくなることで、関係が自由になり、より深まることがあります。前の職場の人間関係が不倫につながっていた場合、現在の行動から辿ることが難しく、発覚が遅れやすいという特殊性があります。
また今回の相手は社員が2名ほどの小規模な会社の社長でした。自分の裁量で行動できる立場であるため、妻の休日に合わせて自由に動けるという環境があったことも、関係の継続を助けていた要因のひとつです。
「成田まで移動する」という行動の意味
神栖市から成田市まで、車で1時間以上の距離があります。それでも2人が成田市を密会の場所として選んでいた理由は、「知人に見られるリスクを避けるため」と考えられます。
相手が既婚者であり、妻も既婚者である。地元で知り合いに見られることは、2人にとって最大のリスクです。ファミリーレストランという一見普通の食事の場所も、ラブホテルも、わざわざ遠くの成田市を選ぶことで、知人との遭遇リスクを下げていたのだと思われます。
既婚者専用マッチングアプリでお伝えしたW不倫特有の「バレないための工夫」が、今回のケースでも見られました。お互いの立場を守るための慎重な行動が、却って「何かを隠している」という行動パターンとして現れていたのです。
慰謝料請求の進め方
調査報告書を受け取ったNさんは、弁護士へ相談しました。
3回分のラブホテルへの入退場記録・長時間の滞在記録が揃っていたことで、妻も相手の社長も否定することができませんでした。
相手が既婚者であり、Nさんの妻も既婚者であることを知った上での関係だったことから、双方への慰謝料請求が認められました。相手の社長への請求については、妻の前の職場の上司という立場を利用していたという事情も、交渉の材料になりました。
こういう変化が重なったとき
帰宅時間・行動に関わる変化
- 決まった時間に終わるはずの仕事が、不定期に遅くなることがある
- 「残業があった」「片付けがあった」という説明が増えた
- 休日の外出が増えた・外出先を具体的に話さなくなった
前の職場に関わる変化
- 前の職場を辞めた理由が曖昧だった
- 前の職場の人間関係について詳しく話さなくなった
- 前の職場の特定の人物の名前が出てくる・または突然出なくなった
全体的な変化
- 車の走行距離が説明のつかない数値になっている
- 休日の行動が読めなくなった
- スマートフォンの扱いが変わった
気になる変化が重なるようであれば、浮気度チェックで一度確認してみてください。また奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. パートの帰宅時間が不定期に遅くなっています。調査できますか?
A. はい、対応しております。帰宅時間の変化は重要なサインのひとつです。パート先からの退社後の行動確認は、通常の行動調査と同様に実施できます。奥様の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
Q. 前の職場の人間関係が怪しいです。調査できますか?
A. 可能です。現在の職場ではなく前の職場の人間関係が関係している場合でも、行動調査によって実態を確認することができます。まずご相談ください。
Q. 相手が既婚者の社長でした。慰謝料請求できますか?
A. はい、できます。相手が既婚者であっても、配偶者が既婚者であることを知った上での不貞行為であれば慰謝料請求の対象になります。夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?をあわせてご参照ください。
Q. 自宅から離れた場所での密会を調査できますか?
A. 国内であれば対応可能です。今回のケースのように移動先が遠い場合でも、通常の行動調査と同様に実施できます。事前に情報をご共有いただければ調査の精度が上がります。
Q. 確証がない段階でも相談できますか?
A. はい、確証がない段階でのご相談が最も多くなっています。「帰宅時間がたまに遅くなる気がする」という段階からお気軽にご相談ください。
まとめ
茨城県神栖市在住の40代男性からの依頼です。妻のパートの帰宅時間が不定期に遅くなるという違和感が発覚のきっかけとなり、約3週間・実調査6日間で前の職場の社長との継続的な不倫関係を証拠化しました。2人は神栖市から成田市まで移動し、ファミリーレストランでの食事の後にラブホテルで密会するパターンを3回にわたって繰り返していた事例です。
担当調査員より
「前の職場の社長と、成田まで行って」——Nさんがその言葉を口にしたときの表情が、今でも記憶に残っています。
成田まで1時間以上かけて移動する。ファミリーレストランで食事をして、ラブホテルへ。このパターンを3回繰り返していた——その「手間のかけ方」が、関係の深さを物語っていました。
今回印象に残ったのは、「前の職場を辞めた後も関係が続いていた」という事実です。職場を辞めれば関係が終わると思っている配偶者は多いと思います。しかし実際には、職場という制約がなくなることで、かえって自由に会える環境が生まれることがあります。
「前の職場を辞めた理由が曖昧だった」という記憶がある方は、その頃からの変化を振り返ってみてください。気になることがあれば、まずご相談ください。
