事例概要
- 依頼者:30代女性(船橋市在住)
- 調査対象:依頼者の夫(30代・千代田区勤務のサラリーマン)
- 調査期間:約3週間・実調査5日間
- 結果:職場の女性との継続的な不倫関係を確認・証拠確保・慰謝料請求
「子どもが持ってきたんです。パパの部屋で見つけたって」
相談に来たSさん(30代・女性)は、小さな指輪をテーブルの上に置きました。
「見覚えがなくて。安いものだとは分かります。でも問題はそこじゃなくて」
Sさんは指輪の内側を指でなぞりました。そこには日付が刻印されていました。
「この日、夫は出張で帰らなかった日なんです」
子どもが持ってきた指輪
Sさんの夫は千代田区の企業に勤めるサラリーマンで、出張が多い仕事をしていました。月に数回、泊まりがけの出張があることは珍しくなく、Sさんも特別おかしいとは思っていませんでした。
「子どもが夫の部屋で遊んでいて、指輪を見つけて持ってきたんです。『これなあに?』って」
指輪はアクセサリーショップで買えるような安価なものでした。しかし内側に刻印された日付が、Sさんの記憶と一致してしまいました。
「その日付、夫が出張で泊まりに行った日なんです。私には見覚えのない指輪で、その日付。これは誰かとペアで買ったものではないかと」
夫に聞くことも考えました。しかし確証もない状態で問い詰めて、「違う」と言われたら終わりです。etc-03でお伝えしたように、証拠がない状態での問い詰めは、相手の警戒心を高めるだけになりかねません。
「まず確かめてから、と思って相談に来ました」
調査の概要
Sさんから得られた情報は以下の通りでした。
- 夫の勤務先・退社時間帯の目安
- 出張の頻度・パターン
- 指輪に刻印された日付(出張と称して不在だった日)
- 夫が使用する交通手段
退社後の行動確認と、出張と称した外泊の実態確認という2つの方向で調査を進めました。
1日目の調査
平日の退社後の行動を確認しました。夫は定時より少し遅く退社し、会社近くの駅で30代と思われる女性と合流しました。2人で食事をした後、都内のラブホテルに入場しました。チェックイン・滞在・退出の場面を映像で記録しました。
2日目の調査
同じパターンが繰り返されました。退社後に同じ女性と合流し、ラブホテルへ。前回と同一の女性であることが確認されました。
3日目の調査
女性の身元確認を行いました。夫と同じ職場に勤める女性であることが確認されました。
4日目・5日目の調査
夫が「出張」と称して外泊した日の行動を確認しました。夫は会社を出た後、同じ女性と合流しました。2人は新幹線に乗り、温泉地へと向かいました。旅館への入館・翌日の退館の場面を記録しました。
「出張」と称した外泊の実態が、職場の女性との温泉旅行であったことが証明されました。
調査期間は約3週間、実調査5日間でした。
「出張の日に、温泉に行っていた」
調査結果を報告したとき、Sさんは映像を確認しながら静かに言いました。
「出張って言って、温泉に行っていたんですね」
指輪に刻印されていた日付——夫が「出張」と言って帰らなかったあの日——その日に何があったのか、調査の映像が答えを示していました。
「指輪はペアで揃えたものなんですね、やっぱり」
Sさんは少し間を置いてから続けました。
「子どもが持ってきてくれなかったら、まだ気づかなかったかもしれない」
夫に証拠を突きつけると、最初は「ただの同僚と旅行に行っただけ」と言いました。しかし退社後のラブホテルへの入退場記録・温泉旅行の映像を示すと、否定することができなくなりました。職場の女性と数ヶ月前から関係が始まっていたことを、夫は認めました。
「指輪の日付は?」とSさんが聞くと、夫はしばらく黙った後に「ペアで買った」と言いました。
「出張」という名目の浮気
出張が多い職業の配偶者を持つ方にとって、「出張と偽った外泊」は最も発覚しにくいパターンのひとつです。
「出張で帰らない」という状況は、配偶者には正当な理由として受け入れられやすいものです。しかしその「出張」の実態が、浮気相手との旅行や密会であったというケースは、当社の調査でも繰り返し確認されています。
出張・社員旅行での不倫でお伝えしたように、出張という名目は浮気の機会を作り出しやすい構造を持っています。「出張が多い仕事だから仕方ない」という配偶者の理解が、かえって油断を生むことがあります。
今回の発覚のきっかけが「子どもが見つけた指輪」という、誰も予測できないものだったことは、浮気の発覚が日常の中の思わぬ場所から訪れることを示しています。
慰謝料請求の進め方
調査報告書を受け取ったSさんは、弁護士へ相談しました。
退社後のラブホテルへの複数回の入退場記録・出張を偽った温泉旅行の記録が揃っていたことで、夫も相手の女性も否定することができませんでした。
「出張と偽って旅行に行っていた」という事実は、意図的な欺瞞として慰謝料の悪質性を示す要素になりました。相手の女性が夫の既婚者であることを知っていたことも確認されており、双方への慰謝料請求が認められました。
こういう変化が重なったとき
出張・外泊に関わる変化
- 出張の頻度が以前より増えた
- 出張先・日程の詳細を話さなくなった
- 出張から帰ってきてからの様子が変わった
身の回りの変化
- 見覚えのないものが部屋に残っていた
- 財布・バッグの中に説明のつかないレシート・カードがあった
- クレジットカードの明細に説明のつかない旅行関連の支出がある
全体的な変化
- 職場の特定の人物の名前が出てくる・または突然出なくなった
- スマートフォンの扱いが変わった
- 退社後の帰宅時間が説明と合わないことが増えた
気になる変化が重なるようであれば、浮気度チェックで一度確認してみてください。また夫の浮気のサイン15選もあわせてご覧ください。
よくあるご質問
Q. 夫の部屋に見覚えのないものがありました。これだけで相談できますか?
A. はい、その段階からのご相談が最も多いです。見覚えのないものの発見は重要な手がかりになります。まずご相談ください。ご主人の浮気調査のページからお気軽にご相談ください。
Q. 夫は出張が多い仕事です。出張中の行動を調査できますか?
A. 国内であれば対応可能です。出張の日程・行き先が分かっている場合、事前にご相談いただければ調査の準備を整えることができます。
Q. 職場の女性との不倫が発覚した場合、慰謝料請求できますか?
A. はい、できます。職場の女性が既婚者であることを知っていた場合、慰謝料請求が認められます。夫・妻の不倫相手に慰謝料は請求できる?をあわせてご参照ください。
Q. 「出張」と偽った外泊は、慰謝料請求に影響しますか?
A. はい、影響します。意図的に配偶者を欺いていたという事実は、悪質性を示す要素として慰謝料の算定に影響することがあります。
Q. 確証がない段階でも相談できますか?
A. はい、確証がない段階でのご相談が最も多くなっています。「見覚えのないものがあった」という段階からお気軽にご相談ください。
まとめ
船橋市在住の30代女性からの依頼です。子どもが夫の部屋で見つけた指輪に刻印された日付が、夫が「出張」と称して外泊した日と一致したことが発覚のきっかけとなりました。約3週間・実調査5日間で、退社後のラブホテルへの複数回の密会・出張を偽った温泉旅行という職場の女性との継続的な不倫関係を証拠化した事例です。
「見覚えのない物があった」「説明のつかない違和感がある」と感じた段階でも、実際には不倫が隠れているケースは少なくありません。確証がなくても、まずはお気軽にご相談ください。
