「浮気かどうかはわからないけれど、何かがおかしい。それだけははっきり感じていて」

相談に来たJさん(20代・女性)は、そう話し始めました。

結婚して数年、まだ小さな子どもがいます。共働きで、ごく普通の家庭でした。それなのに、夫の様子がいつの間にか変わっていきました。

「決定的な証拠があるわけじゃないけれど」

週に2回ほど「仕事が長引く」と帰宅が遅くなるようになりました。深夜にこっそり誰かとLINEをしている様子がありました。会話がどこか上の空になりました。

「怒鳴り込んだり、スマホを見ようとしたわけじゃないんです。でも、何かが違う。その感覚だけがずっと消えなくて」

決定的な証拠がないまま疑い続けることの消耗感が、ご相談のきっかけでした。

調査の概要

Jさんから得られた情報は以下の通りでした。

  • 夫の勤務先・通常の退社時間
  • 帰宅が遅くなる曜日のパターン(週に2回程度)
  • 夫が使用する交通手段(電車)
  • 深夜のLINEが始まった時期

夫の退社時間に合わせて調査を開始しました。

1日目、夫は退社後、同じ会社に勤務する30代の女性と合流しました。二人は飲食店で食事をした後、ラブホテルへ入りました。チェックイン・滞在・退出の一連を映像と写真で記録しました。

2日目・3日目も同様のパターンを確認。週に2回程度、同じ女性との接触が繰り返されていました。

調査を通じて特徴的だったのは、女性と別れた後の夫の行動でした。自宅最寄り駅まで戻ってくるものの、駅周辺で立ち止まり長時間の通話をした後、自宅方向へ歩き出す。しかし家の前まで来て引き返し、再び駅方向へ戻って通話を続ける——そのパターンが複数回確認されました。

調査期間は2週間、実調査は4日間でした。

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「家の前まで来て、引き返していたんですね」

報告書をお渡しすると、Jさんはしばらく無言でした。

「家の前まで来て、引き返していたんですね」

密会の事実よりも、その行動がJさんには刺さったようでした。家族がいる家の前まで来て、相手と電話をしながら戻っていく——その光景が、夫の気持ちの所在を示していました。

夫に証拠の存在を告げると、否定しませんでした。職場の同僚との関係、週2回の密会——すべてを認めました。

Jさんは大きく悩みました。子どもがまだ小さい。今は感情だけで決めたくない。そうした思いから、離婚ではなく再構築を選択されました。一方で、浮気相手の女性に対しては弁護士を通じて慰謝料請求を行い、示談が成立しました。女性はその後、会社を退職しました。

職場不倫に出やすいサイン

週に同じ曜日だけ帰宅が遅くなるとき。「仕事が長引く」という説明が特定の曜日に集中している場合、その日に何があるかを確認する価値があります。職場不倫の実態と見抜くサインでも解説しているとおり、曜日のパターンは職場での接触リズムと連動していることが多いです。

深夜のLINEが始まったとき。就寝後にこっそりスマートフォンを操作する習慣が突然できた場合、相手の生活時間に合わせてやり取りしている可能性があります。浮気のサインとして多く報告されるもののひとつです。

帰宅後の様子がどこか上の空なとき。会話のテンポが変わった、目が合わなくなった——長く一緒にいるからこそ気づける変化は、多くの場合正確です。

「決定的な証拠はないけれど、おかしい」という感覚があるとき。Jさんのケースがまさにそうでした。証拠がない段階での違和感が、調査のきっかけになることは多いです。

よくある質問

Q. 「何かがおかしい」という感覚だけで依頼できますか?

できます。Jさんのように「確証はないけれど違和感がある」という段階でのご相談が最も多いです。

Q. 子どもがいる場合でも調査を依頼できますか?

できます。お子様がいるご家庭からのご依頼は少なくありません。調査の事実がお子様に知られることはありません。

Q. 浮気相手が職場の同僚の場合、調査が職場に知られることはありますか?

ありません。調査は対象者の行動を記録するものであり、職場内に立ち入ったり職場関係者に接触したりすることはありません。

Q. 再構築を選んだ場合でも、慰謝料請求はできますか?

できます。離婚しないことと慰謝料請求は別の話です。浮気相手への請求は、夫婦関係の継続を選んだ場合でも可能です。詳しくは不倫の慰謝料相場と証拠の関係をご参照ください。

Q. 離婚するかどうかまだ決めていません。まず証拠だけ確保できますか?

できます。証拠を持っておくことと、それをどう使うかは別の話です。「今は様子を見たい」という段階でのご依頼も多くあります。

まとめ

横浜市在住・20代夫婦のケース。「何かがおかしい」という違和感をきっかけに調査を依頼。職場の同僚と週2回のペースで密会を繰り返していた夫が、家の前まで来て引き返すという行動まで記録されました。子どもへの思いから再構築を選んだJさんは、浮気相手への慰謝料請求という形で決着をつけました。

「決定的な証拠があるわけじゃない」——その言葉で踏み出せずにいる方は多いです。

週に決まった曜日だけ遅い、深夜のLINE、上の空の会話——そういった違和感が重なり始めたとき、ご主人の浮気調査についてまずご相談ください。

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