「男の人の香水の匂いがしたんです。ママ友と会ってきたはずなのに」

相談に来たBさん(30代・男性)は、その言葉を口にするまでに少し時間がかかりました。

匂いに気づいたのは、妻が「ママ友と夕食に行ってくる」と言って帰宅した夜のことでした。子どもを寝かしつけながら妻の帰りを待っていたBさんは、その違和感をしばらく誰にも言えずにいました。

「言いがかりをつけているみたいで、言い出せなかった」

「子育てのストレス発散だろう」と思っていた

妻が「ママ友との集まり」と称して外出する頻度が増えたのは、半年ほど前からでした。週に1〜2回、夜まで出かけることが続くようになりました。

最初は気にしていませんでした。小さな子どもを育てながらパートもしている妻が、同じ立場のママ友と息抜きをするのは自然なことだと思っていました。

しかし少しずつ、引っかかることが増えていきました。

外出前に念入りにメイクをするようになりました。ママ友と会うだけなら、そこまでしなくてもいいのではないか。帰宅後にすぐシャワーを浴びる習慣もできていました。スマートフォンを常に手元に置き、通知が来ると素早く確認するようになりました。

そして、あの夜の香水の匂いでした。

「ひとつひとつは気のせいかもしれない。でも全部重なったとき、もう目をつぶれなくなりました」

数ヶ月間一人で抱え込んだ末に、ご相談に来られました。

調査の概要

Bさんから得られた情報は以下の通りでした。

  • 妻が「ママ友と出かける」と言う日の時間帯(主に夜)
  • 妻が使用する交通手段(電車)
  • 帰宅後にシャワーを浴びるようになったタイミング
  • 妻のおおよその外出エリア(八千代市周辺)

妻が「ママ友と夕食に行く」と告げて外出した日に調査を開始しました。

1日目、妻は電車で移動し、勝田台駅で下車しました。駅近くのカフェに入ると、しばらくして30代後半とみられる男性が現れ、自然な様子で合流しました。二人はカフェで親しげに会話した後、連れ立って八千代市内の飲食店へ移動しました。食事中も身を乗り出して話すなど、明らかに親密な様子が確認されました。その後、二人は市内のホテルへ入りました。チェックイン・滞在・退出の一連を映像と写真で記録しました。

2日目・3日目も同じパターンを確認。勝田台駅周辺での待ち合わせ、食事、ホテルへの入退場という行動が繰り返されました。

4日目・5日目も同様のパターンが確認されました。「ママ友と出かける」と言った日はすべて、同じ男性との接触が記録されました。

調査期間は3週間、実調査は5日間でした。

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「子どももいるのに、という気持ちと、やっぱりそうだったという気持ちが同時に来ました」

報告書をお渡しすると、Bさんはしばらく写真から目を離せませんでした。

「ママ友と会っていると思っていた夜が、全部これだったんですね」

妻に証拠の存在を告げると、否定しませんでした。男性との関係、勝田台駅での待ち合わせ、ホテルへの入退場——すべてを認めました。

「子どももいるのに、という気持ちと、やっぱりそうだったという気持ちが同時に来ました。怒鳴ることもできなくて、ただ聞いていました」

弁護士を通じて、妻と男性の双方に慰謝料請求を行いました。複数日にわたる接触の記録、ホテルへの入退場という証拠が揃っていたことで、交渉は事実ベースで進めることができました。示談が成立し、相応の慰謝料を受け取りました。その後の対応については、子どものことも含めて弁護士と相談しながら慎重に進めることになりました。

「ママ友との外出」を口実にした不倫に出やすいサイン

帰宅後に異性の香水の匂いがするとき。Bさんが最初に確信を持ったのがこの変化でした。女性同士の外出では説明のつかない匂いは、感覚として残りやすいサインです。浮気のサインとして気づきにくいものの中でも、こうした嗅覚による違和感は正確であることが多いです。

帰宅後すぐにシャワーを浴びるようになったとき。以前はそういう習慣がなかったのに、外出後に必ずシャワーを浴びるようになった場合、匂いや痕跡を消そうとしている可能性があります。

外出前のメイクや身だしなみに変化が出たとき。ママ友との集まりにしては念入りすぎる準備が続く場合、見せたい相手が別にいる可能性があります。

スマートフォンの扱いが変わったとき。通知をすぐ確認する、手元から離さない、画面を伏せて置く——こうした変化が重なるとき、浮気のサインとして最も多く報告されるもののひとつです。

「ママ友」の名前や話題が出なくなったとき。最初は「○○さんと行ってきた」という話があったのに、いつの間にか誰と会ったかを言わなくなった場合。ママ友・パパ友不倫の実態でも解説しているとおり、口実として使われやすい関係性だからこそ、変化に気づきにくい構造があります。

よくある質問

Q. 「ママ友と会う」という口実は崩しにくいですか?

崩しにくい口実のひとつです。しかし実際に向かった先・合流した相手・その後の行動を記録することで、口実と実態のずれを証拠として残すことができます。

Q. 子どもがいる場合でも調査を依頼できますか?

できます。子どもがいる家庭からのご依頼は少なくありません。調査の事実が子どもに知られることはありません。

Q. 相手の男性が誰かわからない状態でも調査できますか?

できます。今回のケースも、調査開始時点では相手の男性は特定できていませんでした。妻の行動を追う中で特定を進めることができます。

Q. 慰謝料請求は妻と相手の両方にできますか?

できます。不貞行為が認められた場合、配偶者と不倫相手の双方に請求できます。詳しくは不倫の慰謝料相場と証拠の関係をご参照ください。

Q. 「思い過ごしかもしれない」という段階でも相談できますか?

できます。「言いがかりをつけているみたいで」とBさんが言ったように、疑いを口にすること自体に罪悪感を感じる方は多いです。それでも、違和感を感じたならまずご相談ください。

まとめ

八千代市在住・30代夫婦のケース。「ママ友と夕食に行く」という口実で外出していた妻が、実際には八千代市内で同じ男性と定期的に会っていたことを、3週間・実調査5日間で記録しました。帰宅後に漂っていた男性用の香水の匂い——その小さな違和感が、調査のきっかけになりました。双方への慰謝料請求が示談で成立しました。

「言いがかりをつけているみたいで、言い出せなかった」——その言葉は、多くの依頼者に共通しています。

帰宅後の匂い、念入りなメイク、すぐに浴びるシャワー——そういった違和感が重なり始めたとき、奥様の浮気調査についてまずご相談ください。

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