事例概要

  • 依頼者:30代女性(船橋市在住)
  • 調査対象:依頼者の夫(30代・某歯科大学教員)
  • 調査期間:7日間・24時間体制
  • 結果:研究室に所属する教え子の女性とのゴールデンウィーク旅行(神奈川〜山梨)を確認。宿泊施設への出入りなど、不貞関係を示す証拠を撮影。夫・相手女性双方に慰謝料請求し、離婚

「急に、別居してほしいと言われたんです」

Kさんが最も不安に感じていたのは、別居そのものではありませんでした。

「理由を説明されないまま距離を置きたいと言われた。その裏に誰かいるのではないかと思ってしまって」

相談に来たKさんは、船橋市在住の30代女性です。仕方なく別居に応じたものの、疑念を拭いきれずにいました。

「何もなければ、それでいい」という覚悟

Kさんが当社に相談したとき、はっきりと口にしていたことがありました。

「何もなければ、それはそれで仕方ないので、離婚を承諾します。でも、もし浮気相手がいるなら、きちんと責任を取ってもらいたいんです」

明確な根拠があったわけではありません。しかしKさんは、「事実を確認しないまま終わらせたくない」という思いで、調査を依頼することを決めました。

別居中、行動が全く読めない中での調査

すでに別居していた夫の行動は、Kさんからは一切見えない状態でした。生活のパターンも、交友関係も、すべてが手探りです。

別居後の調査では、自宅での生活状況を確認できないため、対象者がいつ、どのタイミングで動くのか予測が難しくなります。そのため、短時間の調査ではなく、生活パターンそのものを把握する調査が必要になる場合があります。 今回は、対象者の生活リズムを把握する目的で、7日間・24時間体制という濃密な調査計画で対応しました。

調査を開始すると、対象者は大学から車で10分ほどの場所に部屋を借り、一人暮らしをしている様子が確認されました。朝、部屋を出て大学へ向かい、大学を出るとまた部屋に戻る——最初の4日間は、この生活パターンが繰り返されるだけでした。

動きがあったのは、5日目のことです。

早朝4時、突然動き出した対象者

5日目の早朝4時、部屋の電気がついたことが確認されました。そして4時半、対象者は部屋を出て車で神奈川方面へ向かいました。

横浜市内のある住宅街で、対象者は女性を乗せました。そのまま高速道路に乗り、向かった先は山梨県でした。

山梨では、2人は山林を散歩したり、美術館を訪れたりと、観光を楽しむ様子が確認されました。そして、そのまま宿泊施設へ入り、翌朝まで滞在する様子を確認しました。

翌朝、施設をチェックアウトした2人は、湖でボートに乗り、ロープウェイにも乗車するなど、丸一日観光地を満喫していました。夕方になり、対象者は女性を横浜市内の住宅街まで送り届け、自身は部屋へと戻っていきました。

この一連の行動は、ゴールデンウィーク期間中の出来事でした。1泊2日、まるで旅行のような時間を、対象者は研究室に所属する女性と過ごしていたのです。

相手は、研究室の教え子だった

女性の身元を確認したところ、対象者が担当する研究室に所属する教え子であることが判明しました。

指導する立場と指導を受ける立場という関係性から、単なる男女関係だけではなく、大学内での立場や影響力の問題も含めて慎重に確認する必要があるケースでした。 今回のケースでは、日常的な接点の中で関係が深まっていた可能性が考えられます。

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証拠を渡したあと

報告書をお渡しした際、Kさんは静かに写真を見つめていました。

「やっぱり、という気持ちと、まさか教え子だったとは、という気持ちが半々でした」

「何もなければ仕方ない」と話していたKさんでしたが、証拠を目にした以上、当初の言葉通り、けじめをつける道を選びました。

「ちゃんと責任を取ってもらうと言った以上、それを実行するだけです」

Kさんは、夫と相手の女性、双方に対して慰謝料請求を行い、離婚に至っています。

別居中でも、事実確認はできる

今回のケースのように、すでに別居している状態からの調査でも、証拠を確保することは可能です。 別居によって行動が把握しにくくなる分、調査の密度を上げる(24時間体制にするなど)ことで対応できるケースがあります。

別居中・別居後の浮気については、法律的な争点も絡んできます。詳しくは別居中・別居後の浮気は慰謝料請求できる?「夫婦関係の破綻」が争点になる理由と対処法もあわせてご参照ください。

こんな状況のとき

次のような状況にある方は、一度ご相談ください。

  • 突然、理由もはっきりしないまま別居や離婚を切り出された
  • 別居してしまい、相手の行動が全く分からなくなった
  • 「浮気相手がいるかもしれない」という疑いはあるが、根拠がない
  • 何もなければ受け入れるが、事実だけは確認しておきたい

気になる状況があれば、まずは浮気度チェックで確認してみてください。

よくあるご質問

Q. すでに別居しています。それでも調査は可能ですか?
A. はい、対応しております。別居中は行動を把握しにくい分、今回のように24時間体制など、通常より密度の高い調査計画で対応することがあります。

Q. 「何もなければ離婚を受け入れる」というスタンスでも依頼できますか?
A. もちろんです。結果がどちらであっても、まず事実を確認したいというご相談は多くお受けしています。

Q. 相手が大学の教え子や部下など、対象者より立場が弱い人物でした。慰謝料請求はできますか?
A. はい、できます。立場の違いに関わらず、不貞行為の事実が確認できれば、双方に対して慰謝料請求が可能です。

Q. 根拠がない状態でも相談できますか?
A. はい、可能です。「疑わしいが確証がない」という段階でのご相談も多くお受けしています。

まとめ

この事例で重要なのは、別居した後でも「夫婦関係が破綻していたのか」「浮気がいつ始まったのか」を確認することが、慰謝料請求や今後の判断に大きく影響するという点です。

別居を切り出された時点で「もう遅い」と決めつける必要はありません。浮気の有無や関係が始まった時期を確認することで、今後の対応や選択肢は変わります。まずは現在の状況をお聞かせください。

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