路上や通学・通勤電車での痴漢被害
あくまでも東京都内の統計ですが、駅での痴漢行為など迷惑防止条例違反は年間約1900件発生しています。 全国での迷惑防止条例違反の数が定かではないので確実ではありませんが、東京都内だけでも1900件発生しているとなると、全国規模での件数はかなり大きい数になることでしょう。

迷惑防止条例違反の性犯罪事件等は、電車内が52.7%となっており一番多い件数となっています。続いて、駅が19.4%、店舗内11.5%、路上8.8%、商業施設ビル1.8%、バス0.5%、その他5.3%となっています。従って鉄道関連での痴漢は約1370件ほど発生している
迷惑防止条例違反には痴漢以外に盗撮行為も含まれており、痴漢や盗撮から始まるストーカー事件も非常に多くなってもいます。
迷惑防止条例違反(痴漢事件)の被害者に多い年齢層は、20歳代で45.7%です。続いて、10歳代28.5%、30歳代11.1%、不詳9.4%、50歳代1.1%、60代1.1%、10歳未満0.4%となっています。 決して高校生・中学生だけの問題ではなく、極めて幅広い年齢層の被害者が存在していることがわかります。
痴漢は卑劣で自分勝手な犯罪
痴漢行為・盗撮行為は自分の欲望を満たすためだけの極めて卑劣な犯罪行為であり、絶対に許してはいけません。しかしどんな女性でもその場で「この人は痴漢です」と声を出すことは非常に勇気が必要なことです。
もし間違っていたら大変なことになる。怖い人だったら嫌がらせをされる。そう考えてしまうとなかなか声を出せるものでもありません。しかし痴漢はその気持ちを突いてくる、極めて卑怯者です。
痴漢は女性が声を出さなければ、勝手に同意したと思い込み、行為がエスカレートして最終的に強姦にまで至ることもあります。
また、まだ中学生や高校生のお子様がいらっしゃる親御様。お子様が大人の男性を相手に満員電車で声を出すことは極めて難しいと言えます。お子様の様子に異変を感じましたら、是非一度ご相談ください。
痴漢被害は誰にも話せず、放置しておくと精神的に参って病んでしまう方も多くいます。最終的に電車に乗ることができなくなったり、外出すら困難な状況に陥ることもございます。
特に下記のような被害の遭い方は注意が必要です。早めにご相談ください。
■毎朝のように痴漢被害に遭遇している
■車両を変えても同じ人物に痴漢されている気がする
■時間帯を変えても同じ人物に痴漢されている気がする
■同時に何人もに囲まれ集団的に痴漢される
■痴漢をした人物と電車以外で遭遇した
下着等衣服の盗難被害
「下着泥棒」というと、「他人の家の軒下につりさげられている下着を持っていくこと」をイメージする人もいるかもしれません。しかし実際には、コインランドリーの洗濯物のなかから下着を抜き取ったり、人の家に入り込んで下着を盗みとっていったりすることなどもあります。
下着泥棒は、「窃盗罪」に問われます。これは、他人の支配している財物を盗み取ったものに対して問われる犯罪です。この「窃盗罪」の場合、科せられる刑罰は、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金、とされています。
下着泥棒は一度盗むと同じ家から何度も盗む傾向があります。洗濯物が何度も紛失している方は注意が必要です。

また泥棒は下着だけに限らず女性が身に付ける衣服ならどのような物でも盗む傾向もあります。肌着や靴下など、下着以外でも紛失された場合は盗難被害を疑う必要があります。
コインランドリーでの盗難が急増
近年コインランドリーの需要は非常に高く、様々な年齢層・様々な家族構成の方が利用しています。しかし不特定多数が利用するコインランドリーですので、男性も女性もいれば当然下着泥棒もいます。
泥棒にもいろいろなタイプがいるので、突発的に泥棒をする者もいれば特定の人物を狙って泥棒をする者。毎回特定のコインランドリーで泥棒をする者。決してこの卑劣な行為を許してはいけません。
何よりも被害者にとって、衣服を盗まれるという行為は気持ち悪いの一言に尽きます。
下着泥棒被害解決までの流れ
1、被害状況の実態把握
詳しい状況を伺い、犯人像・行動分析をしてから具体的な調査方法のご提案をさせていただきます。
2、証拠収集と身元の判明
洗濯物を盗む証拠を抑え、そのまま犯人の尾行、またはデータ調査を行い自宅住所の特定を行います。
3、示談交渉・損害賠償請求・所轄警察署に被害届
証拠を基に相手と直接示談を行うか、警察署に被害届をだすのか決定します。
必要に応じ示談交渉・話し合いでの同席も行います。また当社の顧問弁護士に委任することも可能です。