盗聴器・盗撮器の現実と実態

テレビの向こうの出来事と思われがちな盗聴器や盗撮カメラは、私たち探偵が日々現場で直面するほど、驚くほど身近な存在です。実際、ごく普通の日常生活空間のあらゆる場所に、それらは密かに仕掛けられているのが現実です。

盗聴器の歴史は古く、その需要は現代において一層高まっています。かつて主流だったのは、室内に設置されたレコーダーを後で回収して録音内容を聞く「レコーダー型」でした。しかし、無線技術の小型化・高性能化が進むにつれ、その姿は大きく変わりました。

現在使われている盗聴器は、室内に仕掛けられれば、数百メートル離れた場所からでも会話がすべて筒抜けになるほどの性能を持っています。さらに恐ろしいのは、携帯電話を改造したタイプの盗聴器です。これらは、聞く側がどこにいても、その端末に電話をかけるだけでいつでも室内の音声を傍受できてしまうのです。

この見えない脅威の広がりを示すデータがあります。なんと、年間40万台もの盗聴器・盗撮カメラが流通しているのです。しかし、実際に事件として表面化し、明るみに出るのは年間数十件から200件程度に過ぎません。この数字が意味するのは、残りの膨大な数の盗聴器や盗撮カメラが、今この瞬間もどこかで稼働しているという紛れもない事実です。そして、これらの機器の最も恐ろしい点は、電源さえ供給されれば半永久的に作動し続けるということです。

よくテレビで見る「コンセントの差込口の中」やコンセントを刺す「三又」などはほぼ動き続けます。そして盗聴される身に覚えの無い方でも、賃貸マンション・アパートではあなたが入居する前から設置されている可能性は非常に高いです

電源が電池タイプの物も多く存在します。水商売の女性や芸能関係の方に関してはプレゼントも要注意です。

注意が必要なケース

  • 男女間・夫婦間のトラブル中
  • 金銭トラブル中
  • 遺産相続に関わるトラブル中
  • ご近所・職場での人間関係トラブル中
  • 最近賃貸住宅に引っ越したばかり。特に学生(女性)が多く住むアパート
  • ライバル会社の機密情報の収集目的
  • 社内の人間関係トラブル
  • 不満を持って会社を辞めた元社員による恨み
  • ホテルや病院等不特定多数の女性の出入り可能な施設
  • 大型ショッピングモール等不特定多数の女性の出入り可能な施設

身近に潜む盗撮の脅威

盗撮の手口は多岐にわたります。最もよく知られているのは、トイレや更衣室に小型カメラを仕掛けて録画するケースです。しかし、それだけではありません。近年では、カバンや靴、傘などにカメラを巧妙に隠し、エスカレーターや階段などで下半身を狙うといった手口も横行しています。

特に警戒が必要なのは、不特定多数の人が利用する以下の施設です。

  • 病院関係者の方
  • ホテル関係者の方
  • ファーストフード関係者の方
  • フィットネスジム関係者の方
  • カフェレストラン関係者の方

これらの施設のトイレや更衣室、あるいは個室などには、驚くほど多くの盗撮カメラが仕掛けられている実態があります。不特定多数の女性が出入りする場所を盗撮し、その映像をインターネット上で販売している人物が非常に多く存在します。一度インターネットに流出してしまった動画は、被害者にとって一生消えることのない悪夢となり、その施設の評判にも深刻な悪影響を及ぼします。

さらに恐ろしいことに、ごく稀にではありますが、施設の関係者自身が盗撮行為に及んでいるケースも確認されています。

ご相談時の注意点

もし盗撮の可能性があると感じたら、当社にご相談ください。その際、必ず担当者だけに相談するようお願いしております。なぜなら、調査の事実が犯人に知られてしまうと、調査前にカメラを取り外すなどして証拠を隠滅する可能性があるからです。

私たちは、あなたのプライバシーと安全を守るために、専門的な知識と技術で徹底的に調査を行います。少しでも不安を感じたら、迷わずご連絡ください。

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