千葉県市川市在住50代の男性からの依頼。
内容は同じく50代の奥様の浮気調査・不倫調査である。
奥様は平日仕事をしていて、土日はほとんど自宅にいる。「ほとんど」なのでもちろん不明な外出もあるようだ。
仕事中は外回りが多く、昼間の時間帯に浮気相手の男性と会っている可能性が高いため、
朝自宅を出る時間からの調査となった。
怪しい動きが出たのは浮気調査2日目のことである。浮気相手と思われる50代ぐらいの男性と食事をし、
その後千葉県市川市内のパチンコ店の駐車場に車を止めて2人は車内から出てこない。パチンコ店にも行く様子は無い。
しかし時間は昼間。午後2時である。さすがにこんな人目のある駐車場で昼間から・・・と思い
探偵調査員が特殊な機材を使って遠くから車内を確認。キスをしたり抱き合ったりしているが、そこまでだ。
その日はそれで浮気相手の男と別れる奥様。
浮気調査5日目。再びこの浮気相手の男と接触する。今回はパチンコ店に駐車場ではなく、非常に人目につきにくい
公園の駐車場の片隅だ。ここなら付近に車はなく、人通りも全くない。
しかしこういう場合、当然だが我々探偵調査員も証拠を抑える難易度は高くなる。
しかしそこはプロである。再び特殊な機材を使って車内を確認。すると、ご丁寧にワンボックスタイプの車の後部座席に
移動をしている奥様と浮気相手。こうなると車内で行われている行為はひとつである。
その日はそれで浮気相手の男と別れる奥様。
だいたいこのパターンが確認されると浮気相手とラブホテルに行かないケースが多い。浮気相手の男も車で済むなら
ホテル代を勿体ないと思うのであろう。
そして次の土曜日、深夜のことである。依頼者から探偵に連絡がある。
「遅くにすみません。明日妻が出かけると言っているので浮気調査をしてください。」
そして急きょ日曜日の朝から浮気調査をすることに。
午前10時前に車で自宅を出る奥様。車を最寄駅付近の駐車場に止め、奥様は電車に乗る。
行った先は東京都大田区。駅を降りると歩いて5分ほどの場所にある賃貸マンションだ。
探偵調査員は「仕事か?それとも友人か?」その時にその判断はできなかった。
奥様が出てきたのは夕方4時であった。20代後半ぐらいの男性と一緒である。
奥様はその男と手を繋ぎながら駅に向かい、駅で男性と別れる。
なんと奥様の浮気相手は一人ではなかった。しかも相当年下なことは間違いない。
その後の調査で、最初の男性は既婚者で元々は仕事のお客さん。
そして次の男性はやはり29歳。そして奥様の会社の人物であることがわかった。
最終的にこの依頼者と奥様は離婚まで至らなかったが、2人の男はしっかり慰謝料を取られることとなった。
そして離婚には至らなかったが、この夫婦に深い溝ができたことは言うまでもない。