先日は朝から張り込み。相変わらずの酷暑続き、車の中がサウナ状態の一日だった。対象者が出てくるまでの時間って本当に長く感じるけど、BGMもかけられないしスマホに夢中になるわけにもいかないから、とにかく景色を眺めたり近所の人の生活音を聞いたりして過ごす。そんな時に限って猫が車の前を横切って、妙に癒やされたりする。
今日の対象者は会社に直行すると思ったら、まさかのカフェへ。すぐに女性と合流していて、ちょっと緊張感が走る。こちらも自然に振る舞うためにアイスコーヒーを頼んで、普通のお客さんを装いながら観察。こういう瞬間は探偵っぽさを実感する。ドラマみたいに劇的な展開はないけれど、地道に「誰と会っていたか」を記録していく。ほんと地味ーーーな仕事なんです。
結局その後は普通に会社に向かって、特に大きな動きはなかった。張り込みってこういう「何もない」時間が多い。というか探偵のイメージは一般的には【尾行】かもしれないが、現実の探偵の仕事の9割は【張込み】なんですね。でもそれが無駄かといえば全然そうじゃなくて、後で報告書にまとめるときに「いつ、どこで、誰と」という積み重ねが証拠になるから大事なんだなー。
今日は静かな一日だったけど、そんな日もまた探偵の日常。

