1. 離婚調停とは
離婚調停は、夫婦間で離婚条件について合意できない場合に、家庭裁判所で調停委員を介して話し合う手続きです(民法・家事事件手続法)。
調停では、離婚そのものの可否だけでなく、財産分与・慰謝料・親権・養育費・面会交流などの条件も話し合われます。
2. 調停で有利になるための基本方針
- 冷静で具体的な主張を心がける
- 感情的に相手を非難するだけでは調停委員の理解は得られません。
- 事実に基づき、論理的に自分の主張を整理します。
- 必要な証拠を準備する
- 慰謝料や親権に関わる場合、証拠の有無で調停結果が大きく変わります。
- 例:
- 探偵事務所で得た調査報告書
- 生活費の支払い記録
- 子どもの教育・医療に関する記録
- 違法に取得した証拠は使えないので注意が必要です。
- 希望と妥協点を整理しておく
- 何を最優先したいのか(離婚の可否、親権、養育費、財産分与など)を明確にする
- 妥協できる範囲も考えておくと、調停が円滑に進みやすくなります。
3. 書面や資料の整え方
- 調停申立書や陳述書は事実と要望を簡潔にまとめる
- 証拠資料は整理してコピーを複数用意
- 家計や収入・支出を一覧表にまとめると説得力が増します
4. 弁護士や専門家の活用
- 調停は自分だけでも可能ですが、法律知識がある弁護士のサポートで有利に進められます
- 弁護士に依頼する場合
- 調停前の書面作成のアドバイス
- 調停当日の代理出席(必要に応じて)
- 財産分与や慰謝料の計算方法の助言
5. 調停当日のポイント
- 時間に余裕を持って出席
- 服装・態度は落ち着いて
- 調停委員の質問には事実に基づき回答
- 相手の発言に感情的に反応せず、記録に基づき冷静に説明
6. まとめ
離婚調停で有利に進めるには、事前準備が非常に重要です。
- 事実に基づく冷静な主張
- 適切な証拠の確保(探偵事務所を活用)
- 希望と妥協点の整理
- 弁護士や専門家の活用
これらを踏まえて調停に臨むことで、合意に向けた有利な条件を引き出しやすくなります。

