(総合探偵社シークレットサービス 法律コラム 第1回)
1. 浮気の証拠はなぜ必要なのか
浮気や不倫が発覚しても、感情だけでは慰謝料請求や離婚協議を有利に進めることはできません。
法的手続きを行うためには、**裁判で通用する「証拠」**が必要です。
証拠が不十分だと、相手に言い逃れをされ、請求が認められない可能性があります。
2. 有効な証拠の条件
裁判で浮気を立証するには、「不貞行為の存在」を示す明確な証拠が必要です。
不貞行為とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを指します(民法770条1項1号)。
有効とされる主な証拠例
- ラブホテルや相手の自宅へ出入りする写真・動画
日時・場所が特定できることが重要です。 - 同じ宿泊施設に泊まったことが分かる領収書や予約記録
- 継続的な関係を示すLINE・メール・SNSのやり取り
単なる食事や友人関係を超える、明確な肉体関係の示唆が必要です。 - 探偵の調査報告書
調査日時・経路・撮影記録が整理されており、証拠能力が高いと評価されます。
3. 無効になる可能性が高い証拠
証拠があっても、以下のようなケースは裁判で通用しないことがあります。
- 単なるツーショット写真や会話記録
2人で会っているだけでは不貞とは言えません。 - 肉体関係を推測させるだけの内容
「好き」「会いたい」などのメッセージだけでは不十分です。 - 違法な方法で入手した証拠
他人のスマホを無断で覗く、盗聴器を設置するなどは違法となり、証拠能力が否定されるだけでなく、刑事責任を問われる可能性もあります。
4. 実際の裁判例
① 東京地裁 平成31年3月27日判決
妻が夫の浮気相手の自宅を出入りする様子を、探偵が複数日にわたり撮影。
裁判所は「継続的な肉体関係の存在を推認できる」として慰謝料請求を認めました(慰謝料200万円)。
→ ポイント:複数回の行動記録が有効性を高める。
② 大阪高裁 平成28年9月8日判決
夫のスマホを無断で操作し、LINE履歴を保存して提出。
裁判所は「違法に取得された証拠」として証拠能力を否定。
→ ポイント:違法な入手方法は逆効果になる。
5. Q&Aで分かる浮気証拠の実務
Q1:1回だけホテルに入る写真でも証拠になる?
A:1回だけでも証拠になる可能性はありますが、裁判所は継続性を重視するため、複数回の記録や他の証拠と組み合わせることが望ましいです。
Q2:LINEのやり取りだけで慰謝料請求はできる?
A:肉体関係を直接示す内容(ホテルの予約、性的関係を認める発言など)があれば可能ですが、単なる好意的なやり取りでは不十分です。
Q3:調査は何日くらい必要?
A:相手の行動パターンによりますが、1〜2週間程度の調査で複数回の証拠を押さえるのが理想です。
6. 証拠収集は早めに、合法的に
浮気の証拠は、時間が経つほど消されるリスクが高くなります。
合法的かつ確実に証拠を確保するためには、探偵の調査を活用することが最も安全です。
当社「総合探偵社シークレットサービス」では、
- 裁判で通用する調査報告書の作成
- 顧問弁護士との連携による法的サポート
- 女性調査員による安心対応
を行っています。
まとめ
- 裁判で通用する証拠は「肉体関係の事実」を裏付けられるもの
- 単なる友人関係や推測だけの証拠は無効になる可能性大
- 違法な方法での証拠取得はNG
- 早期の合法的な証拠収集が成功の鍵

